さすが首都で大都市のクアラルンプール、各地で様々な展示会が開催されます。5/7~5/9にかけて International Cafe & Beverage Show なる展示会が開かれました。2022年から始まったカフェ・飲料関係の展示会でコーヒー、お茶、ジュースなどの試飲、カフェ関連食物の試食もあるので行ってみました。
※ 昨年の様子はこちら
2025 ICBS(国際カフェ&飲料展示会)に行ってみた に移動します。
ICBS はどこで開かれたのかな
クアラルンプールには大規模な展示会場が複数ありますが、ICBS が開かれたのはクアラルンプール・コンベンションセンター。KLのシンボルである双子塔ペトロナス・ツインタワーのそばなのでとても分かりやすいのです。公共交通機関ならクラナ・ジャヤ線 KLCC駅下車徒歩5分。
ちなみにトラタロウは自転車で行きまして15分で着きました。



最終日のみ一般公開で入れます。事前登録が必要ですが、トラタロウは前回登録をしていたのでご招待メールとQRコードが来ていました。当日受付でQRコードを提示すれば入場証を発行してくれます。


展示会場を回ります
ICBS(International Cafe & Beverage Show )は文字通りビバレッジ(酒類を除く飲料)とカフェに関係する食品・機材等の展示・取引の場です。55ヶ国から650ブランド、13000名あまりが参加(5回の累計?)しています。最終日は一般客も入場可能(登録、年齢制限、ドレスコードあり)で、試飲・試食・購入を楽しめます。

飲料が中心ですのでコーヒー、お茶、ジュースや珍しい飲み物が試飲できます。


最新のコーヒー販売機や野菜カットマシンなど業務用製品もあり。


なんとイエメンからの出展ありました。ここはコーヒー発祥の地とも言われ、独特の香りを持つモカコーヒーが有名。首都には古い建築も残り行ってみたい国のひとつですが、内戦やらなんやらで外務省の警告レベル4(最悪レベルです)・退避勧告が出されている状況なので無理だな。


カカオポッドなどを展示するブースもありますが、コーヒーチェリー(コーヒーの実)もありました。コーヒーは種子で丸く赤い実の中に2粒の種子が対になって入っています。普通は1cmほどの粒ですが異常に多きいぞ。巨大コーヒー・マラゴジッペ種の物かな?


トラタロウは元高校地理・歴史教員でしたが、採用試験に合格しなければコーヒー業界に行く予定でした。
日本にいた頃は問屋から生豆を仕入れて(年に10Kgぐらい)自家焙煎もしていました。自分で仕入れて焙煎すると煎りたて、挽きたて、入れたての3たてコーヒーを実現できます。
ただコーヒーを焙煎するとすごい煙が発生するので場所を選びますね。

飲料が中心ですが、カフェ関連の食品試食も少しありました。


マレーシアの伝統菓子は米を主原料とした蒸し菓子が多く、層状のういろうのようなクエ・ラピスが代表格。日本人に向いたお菓子が多々ありますが、逆に和菓子もマレーシア人向き。KLでもファミマやモールで柔らかい大福のような Mochi が食べられます。
ICBS会場でもマレーシアMochi職人が実演・試食をさせてくれます。マンゴーMochiすごく柔らかくて溶けるような食感。





会場の一角ではバリスタ(コーヒー職人)の競技会が開催されていました。

日本企業も出展です
はるばる日本から出展された企業もありました。
日本抹茶輸出機構(JMEX) は東京にある抹茶輸出のエキスパート。全国80もの農家・工場から調達した原料は年に300トンを超える製品となり、世界40ヶ国以上に輸出されています。
日本抹茶輸出機構 HP に移動します。


TRUNK COFFEE は名古屋に3店舗展開するカフェですが、独自ドリッパー「ORIGAMI」や抹茶飲料を持って来馬されました。昨年も出展されていたが、忙しそうで声をかけそびれた所だな。
関連記事:コーヒーで旅する日本/東海編|世界レベルのコーヒーを研究し、さらなる高みを目指す。「TRUNK COFFEE」 に移動します。


抹茶はマレーシアに広まるか?
一部のモールで抹茶カフェを見ますが、クアラルンプールでは Matcha の表示はそんなに見ません。
でも多数派のマレー系は甘い飲料大好き。ちょっと風味が似たパンダンも好きなので抹茶もOKかな。でもムスリムなのでハラール認証が無いと手を出しにくいかも。
一番お金持ちの華人系は日本食も好きなのでOK。華人の若者層にうければヒットしそうです。
インド系はインド料理しか食べそうもないので難しいかも。インド系にもいるキリスト教徒はOKです。

マレー系食品展 MyFood もあります
ICBSは第1ホールから第3ホールで開催ですが、隣接する第4ホールではマレー系食品展が開催されていました。タイアップしているのか会場も続いていますし、ICBSの入場証でOKです。

マレー系食品展 MyFood 会場に入るとちょっと違和感。ICBS 会場ではマレー系と華人系がいましたが、ここではほとんどマレー系。華人は食のタブーがほとんど無いので、多民族の料理を食べても問題ないはずですが、あまりマレー系料理を食べる様子がないのです。


テーブルには各種のマレーシア伝統菓子。でも全部模型だぞ。


マレー系魂の調味料がサンバル(トウガラシ味噌)、国民食ナシレマに欠かせません。


なぜかジョホール州の「パイレーツたこ焼き」屋が出展。マレーシアではたこ焼きが最も普及した日本食のひとつです。でもカニやらチキンやらタコが入っていないたこ焼きも多々ありで独自の進化をとげ、もはや日本食とは思われていないのでは?


ボルネオ島のサバ州などではカカオ栽培が盛ん。カカオ樹若木がディスプレイされていました。これをもらって帰って4年ほど育てればカカオ豆が収穫できるかも。


マレーシア・ストリートフードのひとつがピサンゴレン(バナナフライ)。各種ピサンゴレンが商品化されていました。


今年もICBSを堪能しました。マレーシアの多数派マレー系はほとんどムスリムで酒は飲まないかわりに甘い飲料大好き。KLは多くのベバリッジチェーン店がしのぎを削る飲料天国なので需要が高いですね。でもこれが成人の2割が糖尿病という悪状況の背景なのが困ったものです。今後は健康維持・増進に関連する飲料の需要も高まるかも。

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