MENU

2024 政治家のオープンハウスに行ってみた

歌手と楽団が盛り上げる政治家のオープンハウス

 1ヶ月に渡る断食期間であるラマダン(イスラム暦9月)が終わるとマレーシアではハリラヤプアサ(アイデルフィトリ)というお祭り期間に突入。マレー系住民は様々に楽しんでいますが、友人・知り合いを家に招きご馳走をするオープンハウスもよく行われます。
 一般人のみならず政治家も自分の地盤の住民にご馳走をする習慣があります。さすがに自宅には招きませんが、会場を作ってオープンハウスを行うのです。マレー系住民の多いカンポンバルで行われた政治家のオープンハウスに行ってみました。

オープンハウス開催のバナー発見

バナー

 4/19(金)カンポンバルを通りかかるとこんなバナーがありました。日付以外はマレー語で分かりませんが、スマホ翻訳してみます。

翻訳精度1
なかなか翻訳精度高いな
翻訳精度2
ダトッやセリは称号かな

 間違いなくオープンハウスの通知です。主催者はジョハリ・アブドゥル・ガニ氏、カンポンバルを含むティティワンサ地区選出の議員でプランテーション・商品大臣(日本にはない省庁ですね)を務める大物政治家。
 オープンハウスは誰が行ってもOKという催しなのでマレーシア人でも、イスラム教徒でも、ましてや有権者でもないけど行ってみました。

テント1
前日テント設営していました
テント2
当日は屋台とお客で大にぎわい

 入り口にはお出迎え係の女性陣。「スラマッ・ハリラヤ」(ハリラヤおめでとう)と声をかけると「よく来たな、入れ入れ」という感じで迎え入れてくれました。

テント3
大テントのテーブルは満席、飲食・会話を楽しんでいます
楽団
楽団と歌で盛り上げます
料理
料理もたくさん用意されています

どんな屋台があるのかな

 飲食物は屋台が設置されていて、自分で取りに行きます。どんな屋台があるのか一回りしてみましょう。

オタオタ
魚すり身を葉に包んで焼くオタオタ
レマン
米を竹筒に入れて焼いたレマン
プトゥ・ピリン
米粉生地にヤシ砂糖を入れて蒸した
プトゥ・ピリン
ロティ・ブーン
小型・厚めのロティ・チャナイ
であるロティ・ブーン
サテ
ピーナッツソースでいただく
焼鳥サテ
クイティオ
米製幅広麺クイティオ
サトウキビジュース
サトウキビジュース制作中
カンビン
カンビン(羊)の丸焼き

 30軒ぐらいの屋台がありましたが、伝統的というか古典的というか昔からのマレー料理・菓子がほとんどです。普通の屋台村で見かける洋風というか今風の食物はありません。
 まあ、対象がマレー系住民なので無難な選択ですね。

色々といただいてみました

サテ2
焼きたてサテ美味しい
カンビン2
羊丸焼き一人前です
クトゥパ
クトゥパと竹筒飯、ビーフレンダン
ビリヤーニ
ビリヤーニとチキンのセット
アポンバリッ
アポンバリッは薄焼き菓子
アイス
アイス、上はトウモロコシ味
チェンドル
パンダン風味の菓子チェンドル
プトゥ・バンブー・トラディシ
プトゥ・バンブー・トラディシ

 プトゥ・バンブー・トラディシ は米粉とヤシ砂糖の生地を細い竹筒に入れて蒸しあげる伝統菓子。最近はあまり見ないが、マレー系の多いこの会場ではうけるな。

プトゥ・ピリン2
プトゥ・ピリン(上) と プトゥ・バンブー・トラディシは製法・味が限りなく近いな
クエ・ラピス
クエ・ラピスなどの伝統菓子セット
ういろうみたいで好き

会場の風景

家族
家族で来たのかな
子供たちの
子供たちも大満足
大人
大人たちも大満足
撤収
満腹になったので撤収です

 政治家が地元民をもてなす催しですが、現代の日本なら贈収賄になりそう。でもマレーシアでは首相まで行っている年中行事です。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

『KLダイアリートラタロウ』お読みいただきありがとうございます。
姉妹ブログとして旅行と海外食生活をテーマにした『トラベルダイアリートラタロウ』https://tabivoyagetrip.blog/ もありますので、よろしければご覧ください。

コメント

コメントする

目次