MENU

サイクリング①バトゥ・ケーブに行ってみた(新寺院ができていました)

マスジッド・ジャメの前から出発です

 クアラルンプールで自転車に乗るようになって早1年。フォールディングバイク(折りたたみ自転車)なので、あまり長距離を走るのには向いていませんが片道10Kmぐらいなら楽勝です。
 今日はKL郊外にあるヒンドゥー教の聖地バトゥ・ケーブに行ってみました。KTM(マレーシア国鉄)でしか行ったことがありませんが、ルートは単純で迷う心配はなさそう。着いたら以前から建築中だったヒンドゥー教寺院が完成・公開されていました

マスジッド・ジャメから出発です

 出発点はKL最古のモスクと言われるマスジッド・ジャメ。ここから市役所前の通りを進みます。サイクリングに行くのは原則として土日の午前中。KLの交通状況ではラッシュアワーの車道を走るのは怖すぎるのです。

Sogo
SOGO前の道、土曜の8時台で車・バイク少ない
地図
基本北上の最短コース
ロードバイク
ロードバイクで走る愛好者とすれ違う

 10年ほど前はほとんど見なかった自転車乗りが増えてきました。以前は自転車は車・バイクが買えぬ貧乏人の乗り物、という位置づけだったらしいです。
 その後健康志向が高まり自転車愛好者が増加中。ちなみに良い自転車は、ヘタなバイクより高いです。20万円~50万円は当たり前。

 Jalan Sultan Azlan Shah からセントル警察本部前の道に入れば Jalan Sentul 。あとはほぼ直進で迷うことはありえませんね。

警察本部
警察本部前絵で右折
北上
あとはひたすら北上です

Jalan Sentul を進むと右手にクネクネした斬新なビル群。何やらテクノロジー関係の施設みたい。その下には古風なキリスト教会。この近辺はキリスト教会が多いみたい。察するにインド系住民が多いのかな。マレーシアのインド系住民はキリスト教徒が多い南インド勢が主流なのです。インド人=ヒンドゥー教徒とも言えません。
 

メソジスト
メソジスト教会でした
セント・ジョセフ教会
セント・ジョセフ教会

 さらに進むと道路が渋滞、路上駐車も激増。そう左手に Pasar Sentul (センタル市場)があるのです。このあたりにある昔からの市場ですがマレー系・華人系・インド系のマレーシア3大民族が集う場所。ここもいずれレポートしてみたい所です。

常設市場
一応屋根がある常設市場
食肉市場
こちらは食肉市場入口
モスク
Al Hidayah Mosque

 Jalan Sentul のこのあたりは3大民族がみんな住んでいますが、住み分けしているため場所によって民族構成が微妙に違う感じ。
 宗教施設、学校、道行く人の様子で何となく分かりますが、一番多そうなのは華人系かな。
 出発点からここまで5Km。停まって写真を撮りながら来たので40分近くかかってます。
まあ、のんびり行きます。

 華人系商店街に寄ってみました

かんじ
漢字つきの看板が並ぶ
中華
飲食店も中華が主流
道教寺院
道教のお寺(道観)もありました
道教寺院2
やっぱり派手だね
道教寺院3
本殿の様子、ご本尊が分からない

 右手に見慣れた緑のバスの大群。無料バスGOKLの充電基地みたい。Jalan Sentul にはチョーキットとMRT Kampung Batu駅を結ぶGOKLが走ってます。

GOKL1
緑の車体、みんな充電中?
GOKL2
この辺は鉄道無いのでGOKL大事です
石灰岩の
おおむね半分ほど走ったはず、かなたに石灰岩の崖が見える

 昔からあるセンタル地区中心部を通過すると、いきなり高層マンションが林立する区画へ。近年開発された新興住宅地という感じ。マンション下部にチェーン店が入っているため商業地区にもなっています。

高層マンション
高層マンションの群れが
商業地区
いきなり商業地区が出現

 マンション群を過ぎると左右は古い住宅地に変化。ちょっと入ってみると、なかなかの豪邸もありました。

街路樹
苔むした古木の街路樹
豪邸
4階建ての豪邸です

バトウ・ケーブに到着です

石灰岩の山
石灰岩の山に突き当たったら左折

 石灰岩の山々に突き当たります。この辺が連邦直轄地クアラルンプールの北の境で、地図で見ると北側は山岳地帯になっていました。市街地は西側に広がっており、バトウ・ケーブもここにあります。

ムルガン神
ムルガン神像が見えました
ゲート
バス・車がどんどん入るゲート

 週末のためかけっこう観光客が多かった。客層はインド人と7割:中国人3割と言った感じ。観光バスや車がつめかけます。ここまで11.5Km、所要1時間30分ほど。

階段
巨大ムルガン神像の横の階段を登ると鍾乳洞、その中に寺院あり

  バトウ・ケーブは鍾乳洞で、ヒンドゥー教の主神シヴァ神の息子の1柱であるムルガン神(スカンダ神)を祀る寺院がある聖地です。毎年タイプーサムというお祭りが開催される場所ですが、自らの身体を痛めつける苦行を伴うため奇祭として有名ですね。

 ※ タイプーサムの様子はこちらをご覧ください。
   2023ヒンドゥー教の奇祭タイプーサムに行ってみた②苦行・参拝編

 バトウ・ケーブは何回も来ていますが、前回は建造中だったヒンドゥー教寺院が完成していました。ドゥルガー神を祀る寺院ですが、完成・公開されて1週間もたっていない出来立てピカピカ状態。なかなか良かったので別コンテンツでレポートします。
※ バトゥ・ケーブの新寺院を見学してみた に移動します

塗りたて
塗りたてできれい
ピピカピカ状態
内部もピカピカです

 帰りに趣(おもむき)のある住宅街を見つけたので寄ってみました。住民に聞くと
Taman Koperas Polis という町。マレー系住民が多い所でセランゴール州になるようです。

店舗
いい感じの住宅?店舗?
バルコニー
バルコニーのある民家が素敵
商店街
小さな商店街
KLタワー
帰りはほぼ直帰、KLタワーを目指せ

 8:15に出発し、12:45ごろ出発点のマスジッド・ジャメに戻りました。
走行距離…約24Km
走行時間…2時間20分
平均時速…10.4Km/h でした。
 ロードバイクなら平均速度20Km以上はいくのですごく遅いです。まあ、速度は気にせずノンビリ安全に走ります。

 ※ 使用自転車についてはこちらをご覧ください
   KLで乗るための自転車を買ってみた(回想)

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

『KLダイアリートラタロウ』お読みいただきありがとうございます。
姉妹ブログとして旅行と海外食生活をテーマにした『トラベルダイアリートラタロウ』https://tabivoyagetrip.blog/ もありますので、よろしければご覧ください。

コメント

コメントする

目次