クアラルンプール中心部にあるパサースニ駅近くにはチャイナタウンがあります。チャイナタウン東側の道路沿いや路地には早朝から蚤の市が開かれていましたが最近見ません。無くなったのかと思ったら西側の駐車場近くに移動していました。店が集まって見やすくなった蚤の市に行ってみました。
蚤の市はどこで開かれているのかな?
以前はチャイナタウン東側の路地に露店が出ていましたが、いささか怪しげな雰囲気。「ここに入っていいのか?」という感じでした。現在の開催場所はヒンドゥー教寺院スリマハマリアマンの斜め向かい、関帝廟から2本目のすこし広めの道(駐車場への道になります)を入った所。もう入り口から露店が開かれているのですぐ分かります。
グーグルマップを見ると Classic Market と表示されていました。

ここへは東西南北から入るルートがありますが、狭かったり市場の中を通り抜けたりするので土地勘が必要。この西側から駐車場に入るルートが一番わかりやすいです。



露店はまだ夜も明けぬ6時台から開店準備が始まります。まあマレーシアは同じ経度にあるタイなどとは異なる時差設定をしているので夜明けが遅く、明るくなるのは7時前後ですが。



どんな物が売られているのかな?
かなりの露店がありますが分野ごとにまとまっていたりはしません。店ごとに傾向・得意分野はあるようです。




これだけ見ると骨董市なの?掘り出し物あるかな?と思ってしまいますが、実は商品は「何でもあり」のカオス状態です。


出店者はマレー系が多く、華人系・インド系が少しという感じ。


この仏教のお守りはタイで売っているのをよく見ました。マレーシアはイスラム教国ですが、ムスリムは65%ほどで、次いで仏教徒が多いのです。仏教寺院もあちらこちらにあります。







来るたびに「こんな物売れるのか?」と思ってしまう品揃えの市場です。移転して名称はClassic Market と素敵になりましたが、いいとこ蚤の市(flea Market)ですね。
色々な人が集まって、緩い雰囲気でやっている所がマレーシアらしくて良いのです。
朝6時台に始まり9時頃には撤収し始めるので行くならお早めに。

ここに来るともう一つ楽しみがあります。ここは観光地である華やかなチャイナタウン・プタリン通り(Jalan Petaling)のひとつ内側。狭いですが地元民しか行かない食品市場や屋台街があり「裏チャイナタウン」という雰囲気があります。観光客がそぞろ歩く表通りも良いですが、ちょっと怪しげな裏通りの雰囲気も面白いですよ。



「裏チャイナタウン」の市場・屋台通りもお昼までには閉まってしまう店が多いので、ここも行くならお早めに。
コメント