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2023 独立記念日パレードを見に行ってみた

連邦裁判所前のプトラジャヤ広場がパレードのスタート地点

 1957年の8/31はマレーシア独立の日。毎年8/31の独立記念日は祝日で、大規模なパレードが行われています。コロナ状況下では中止されていましたが、昨年より市内のメルデカ( MERDEKA・マレー語で独立です)広場で再開。今年は大規模に行うため行政都市プトラジャの大通りで行われます。100万人が参観するというパレードを見に行ってみました。

目次

パレードはどこで行われるの?

 独立記念日パレードの開催地はクアラルンプールの南約25Kmにあるプトラジャヤです。1990年代から開発が始まった行政都市で、多くの首都機能や連邦政府の官庁が移転しており、クアラルンプールやラブアン島に並ぶ連邦直轄領
 MRTプトラジャヤ線が開通して行きやすくなりました。

※ ムルデカ・パレード紹介のHP に移動します

案内
プトラジャヤ官庁街を貫く大通りで開催
真ん中のプトラジャヤ広場が中心
俯瞰画像
プトラジャヤ官庁街の俯瞰画像
プトラジャヤ線
3月に開通したプトラジャヤ線
今日は特別割引料金だとか
車内
乗車時はこのぐらいだが、プトラジャヤ
が近づくと満員状態となった
シャトルバス1
プトラジャヤ駅を出ると
無料シャトルバス乗り場
シャトルバス2
シャトルバス乗り場は大混雑
でもバスはどんどん来ます

 プトラジャヤ駅からメイン会場のプトラジャヤ広場まで2Kmほど。通常なら10分程度だが、出発したとたんに大渋滞。バスだけならともかく自動車の規制が甘いのが原因か。加えて自動車の路上駐車で道が狭い and 二重駐車も当たり前のマレーシアあるあるです。到着に30分近くかかり、歩くのといい勝負ですね。
 朝6:00に家を出たが着いたのは8:00過ぎと予想よりも遅くなりました。その結果…

パレードは見えないが100万人のマレーシア人を見た

 シャトルバスはパレードの中心地プトラジャヤ広場の近くに着きました。まず広場に行ってみましたら人・人・人の波。丸いタマネギ屋根が目印の連邦裁判所が広場のランドマークですが、人が多くて近づけません!

連邦裁判所1
タマネギ屋根の連邦裁判所付近、「立錐の余地もない」という表現を実感
旗の波
人波の彼方に旗の波
連邦裁判所2
あそこがパレード道との境みたい

 ごめんなさい、メルデカ・パレードなめてました。プトラジャヤの大通り広いから、どこかにすき間があって見れるよ、と思っていましたが無理!無理!無理!
 予想観客数推定100万人は伊達ではなかった。なんとかすき間を見つけるべく、パレードの進行方向に進みます。

民族衣装1
道路のすき間から民族衣装のパレード、あっこれ見たかったやつ
貴賓席1
プトラジャヤ広場の貴賓席がちらりと見えた
貴賓席2
貴賓席のはじっこ
民族衣装2
民族衣装パレード行ってしまう

 パレードの進行方向の東側に進もうとするが、大通りは完全に人で埋まってしまって進めません。ひとつ裏手の道に戻って東進します。

巨大国旗
巨大な国旗です
国旗は Jaiur Gemilang
(栄光の縞模様)が正式名
国旗三昧
これでもかというぐらい国旗三昧
パレード参加者
パレード参加者かな

 商魂たくましき人々がメルデカ・グッズを販売しています。まあ、年号が無ければ売れ残っても来年に回せますね。

民族某牛
国旗模様の民族帽
団扇
妙にマンガチックなメルデカ団扇

 なぜか南アフリカのワールドカップで有名になった細長いラッパ「ブブゼラ」が人気グッズだった。あちらこちらから独特の音が聞こえる。

ブブゼラ
これがブブゼラです
消防パレード
消防隊のパレードみたい、実物は見えません
高い
高い所は占拠されています
すき間なし
時々大通りに戻りますがすき間なし
人波
プトラジャヤ広場から1Kmぐらい進んだが、人波切れず
特等席
特等席です、いいな
白バイ
白バイに乗せてもらいます
パパのほうが嬉しそう
屋根
車の屋根の上の人しか見えないよ
恐竜
これは見えました…なんなのこの恐竜?

パレード後半部かろうじて見れました

 行けども行けどもパレードが見えるすき間がありません。このままではブログのタイトルが『パレードが見えない独立記念日パレードに行ってみた』になってしまうな。
 プトラジャヤ広場から1Km以上離れた財務省ビルのあたりで、なんとか入れるすき間を見つけました。

道路沿い
こんな感じで道路が見れる
道路沿い2
写真を撮って拡大すれば何だか分かる

 BOMBA(消防隊)の車輛がやって来ました。

消防2
消防車はどこの国でも赤?
クラッシック消防車
クラッシック消防車です
災害救助犬
災害救助犬かな
女性隊員
何か長い物を抱える女性隊員

  消防車の上で3名の女性隊員が抱えていたのは白い大蛇。消防でなぜ蛇なんだ?マレーシアでは民家に毒蛇が出現することもあり、これに対処するのが消防だそうな。「蛇はおまかせ」のアピール?
 2018年には「毒蛇捕獲の名人」と言われていた消防職員が、コブラに噛まれて殉職し話題になりました。血清とか持って行かないの?
 

警察ボート
水上警察も来ました
騎馬
騎馬警官、騎馬消防は無いよね
特殊車両
近接制圧用の特殊警官部隊
機動隊暴徒
暴徒鎮圧部隊、日本でいうと機動隊
ノリノリ
パレード参加者もノリノリ
沿道
沿道はすべてこんな状態
男の子
船や特殊車両には男の子が反応する

 トラタロウが潜り込めた場所は徒歩パレードは直進するが、騎馬・車輛は待機所に戻るため曲がる所。徒歩パレードは遠いが、間近に騎馬・車輛が見れるアタリの場所でした。

バグパイプ
イギリスの影響のためバグパイプ演奏兵も登場

 パレードは消防、警察から国軍に変わります。

ギリースーツ
ギリースーツの狙撃兵
戦闘車両
戦闘車両が来ると歓声があがる
エリコン
エリコン機銃搭載の装甲歩兵戦闘車
救急車
戦場の救急車
奇襲部隊
簡易ボートの奇襲部隊
陸戦
陸戦の王者が登場する

 戦闘車両はインパクトが強いですが、ひときわ大きな歓声があがったのが戦車の登場。マレーシア陸軍が装備しているのはPT-91Mペンデカルという戦車で、旧ソ連時代からあるT72主力戦車の発展型、ポーランド製です。名称の中のMはマレーシアを意味し、愛称のペンデカルはマレーシア伝統武術の達人を意味するとか。
 主力戦車の中ではコンパクトな方ですがリアクティブアーマー、発煙弾投射機を装備し長大な125㎜砲をふりかざす姿は、精悍な鎧武者を彷彿とさせます。
※ 昔ミリタリーファンだったトラタロウの血が騒ぎました

戦車1
50輌くらいあるとか
戦車2
砲塔上機銃はM2ブローニング
ヘリ
上空を見るとヘリの編隊
ゆそう
輸送機の編隊
戦闘機
戦闘機がフレア(欺瞞熱源)をまきます。
機影をみるとスホーイかF14戦闘機
飛行機はあまり詳しくありません。
地対空ミサイル
地対空ミサイル部隊
エリコン2
エリコン35㎜対空機関砲
女神
戦場の女神が征く

 マレーシア軍は総勢11万人で、陸海空の割合は8万・2万・1万人くらい。
 どこの国でも仮想敵国を想定して準備・訓練をするもの。マレーシアの仮想敵国は隣接するタイ、シンガポール、インドネシアだろうが、一番ヤバイのが中国との領海問題がある東シナ海。今後海軍予算が増えそうです。

ヒジャブ姿
女性兵士はヒジャブ姿
バグパイプ2
最後の行列はバグパイプ
マレー系
観客のほとんどはマレー系市民
終了
10:30そろそろ終了
独立記念日
ムルデカ(独立)Tシャツできめました
レスキュー隊
出演のレスキュー隊と記念撮影
愛国者
愛国者はおおきな国旗?

 3民族が共生しているが共存はしていないマレーシア
 マレー系、華人系、インド系を中心とした多民族共生社会です。でも「共に生きていますが、共に在(あ)りません」。各民族は自分たちのテリトリーを作り別れて生活し、宗教行事なども個別に行い、見に行くこともあまり無いようです。悪く言うと「お互いに無視」、良く言うと「お互いの文化を尊重」している状態。
 しかし独立記念日は民族の枠を越えて祝う行事だと思っていました。でも行ってみたら観客の95%(トラタロウ体感ですが)はマレー系。残りは華人系5%、インド系数えるほどでした。まあ、パレード出演者のほとんどはマレー系だったので。ブミプトラ政策(先住民優先)により警察・消防・軍隊の構成員はほぼマレー系です。
 各民族それぞれ思うことはあるようですが、自分たちの宗教を至上としたり、民族浄化に走ったりしないことを願います。

パレード終了、帰途につきます

大通り
パレード終了後、大通りに繰り出す観客
首相官邸
首相官邸は工事中
ピンク・モスク
ピンク・モスクはカワイイね

 この位置だと帰りはプトラジャヤ広場方面に戻ってシャトルバスを探すより、歩いた方が速いですね。橋を渡って北に行くだけなので迷う心配も無し。

セリ・ワワサン橋
セリ・ワワサン橋を渡る
ラッシュ
幹線道路は帰りのラッシュ
駅。
30分でプトラジャヤ駅に到着
お嬢さん
お疲れのマレー系お嬢さん
頬に国旗シールつけています

   反省とオススメ
① パレードがまともに見れる場所を取るなら、7:00のパレード開始の遅くとも1時間前には行かなければ不可能では?シャトルバスは4:00から運行しているようです。
② 早く行ってもプトラジャヤ広場周辺は超人気で難しそう。離れた穴場を探そう。
➂ プトラジャヤ広場付近の道路沿いは、身動きできないほどの混雑。お子さん連れは絶対やめた方が良い、危険です。なにかで人波が倒れたら圧死しかねません。
④ 飲食物は持参が無難。常設店はやっていますが、臨時屋台村は場所が限定。
⑤ トイレは少ない。仮設トイレ等は見ませんでした。


 来年はもっと早く行こうと決意するトラタロウでありました。

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