トラタロウは2024年に5年間有効のMM2Hビザを更新しましたが、パスポートの残りの有効期限が短かったため3年分のビザシールしかもらえません。2026年にパスポートを更新したので、残りの2年分をもらいに行きました。これを「延長」と呼びますが、必要書類、行き方、現地での様子をまとめてみました。
※ なるべく正確にまとめたつもりですが、素人の記録なので勘違い、抜け、間違いがあるかもしれませんので参考程度に考えてください。「おまえの書いたようにやったがダメだった」と言われても責任は負えません。これは2026年8月現在の情報であり、その後変更の可能性もありますので、必要とされる方はご自分で最新情報を収集してください。
① MM2Hビザの延長とは何?
トラタロウが取得している旧条件のMM2Hビザは5年間有効ですが、パスポートの有効期限が残り少ないと5年分のビザシールが貼られない場合があります。
トラタロウは2024年にビザを更新(RENEWAL)しましたが、パスポートの有効期限が2027年4月だったのでビザシールは2026年12月22日までの3年分しかもらえませんでした。配偶者や子供のパスポート期限が5年以上あっても主申請者と同じ有効期限までしかもらえないと思います。

2026年8月に主申請者であるトラタロウがパスポートを更新したので、残り2年分のビザシールをトラタロウの新パスポートと配偶者のパスポートに貼ってもらう必要がでました。これが延長(EXTENSION)なのです。
注意① マレーシア在住者がマレーシアでパスポートを更新した後に延長手続きをしていないとマレーシアから出国できないそうです。大使館で新パスポートを受け取る時に念を押されます。
日本でパスポートを更新し、その後マレーシアに入国されたビザ保有者も延長手続きをしないと出国できない理屈になるのかな? この辺は専門家に聞いてください。
注意② トラタロウのビザ有効期限日付12月22日というのは最初にビザを交付された日付です。今回のビザシール有効期限2026年12月22日を越えてしまった場合でも、あと2年分ビザの有効期限はあるので延長手続きは可能です。ただその場合、別にシングルエントリービザ(500リンギッ)が必要になります。
マレーシア在住者は大丈夫でしょうが、日本在住でビザシール有効期限内に延長手続きができない方はご承知おきください。現役時代のトラタロウがそうでした。
必要書類を集めます
MM2Hビザの新規や更新に比べると延長は必要書類が少ないので助かります。
必要書類一覧や印刷用フォームはこちらのサイトにありました
MALAYSIA MY SECOND HOME (MM2H) に移動します
このサイトの6番 APPLICATION GUIDELINES FOR TRANSFER OF ENDORSEMENT FORM OLD TO NEW PASSPORT AND EXTENSION を開いてみました。
※ ENDORSEMENT つて何だ? トラタロウのボキャブラリーにありません。調べたら「追加記載」とか「承認・証明」。なるほど旧パスポートから新パスポートに証明を移す、という事なのですね。


1番目 新規・更新は本人が行かなくてはダメだけど、延長はビザ手配会社にお任せでもいいのかな。トラタロウは自分で行くので関係ないけど。
2番目 Intention Letter が必要です。「何をしてほしいか」を書きますので「パスポートを更新したので、新しいいパスポートにビザシールをください、配偶者のもよろしくね」と簡単な英語で書いて氏名・パスポート・サインなどをいれました。
手書きの物(従来はこれでもOK)を出したら印字されていないとダメと言われる。これは出直しかと思ったら係員のおねえさんが「いまあんたのをプリントしてやるからサインしな」と言ってくれました。

写真を撮らしてもらった
個人情報は消してあります

氏名、パスポート番号も入っていてサインするだけ。

黄色マーカー部分はパスポート番号
「MM2Hビザを古いパスポートから新しい
物に移してね、妻のもお願い」と書いてありました

緑マーカー部分は氏名
黄色マーカー部分はパスポート番号
こんなフォーム(書式)があるならHPのプリントアウトできる書類の中に入れておいてほしい!
現状無いのでこれを参考に必要な人は作ってください。
3番目 アプルーバルレター(承認書)のコピー。銀行口座を作った時に最初の物と更新時の物を要求されました。今回も両方もっていったが更新時の物だけでよかった。
4番目 IM.12 書類。上記のサイトからプリントアウトできます。

書くことはほとんど個人情報なので難しくはありません。それ以外の不明な所はは空欄にしておけば、MOTACでの書類チェックで教えてくれます。
写真の背景は青、「撮影〇ヶ月以内」なんて指定は無かったので数年前の物を貼ったが別に指摘はされませんでした。この写真がビザシールに使われます。
・Type of Pass 正式名が SOCIAL VISIT PASS なので Social 欄にチェック。
・Type of Application Extension 欄にチェック
1、氏名を大文字で、姓・名の順で書きました
2、性別 Male(男)かFemale(女)にチェック
3、出生地、出生国 生まれた場所(都道府県・市町村どこでも可かな)と JAPAN
4、生年月日 日/月/年 の順で
5、国籍 JAPANESE
6、渡航書類 PASSPORT
7、パスポート番号
8、発行場所/発行国 日本で取得したパスポートだと外務省発行なので TOKYO でした。
新パスポートは海外申請なので EMBASSY OF JAPAN IN MALAYSIA と記載通りにかきました。
発行国は JAPAN 以外ありえませんね。
9、有効期限 日/月/年 の順で
IM.12 書類 の続き

Cの11~13 個人申請の場合はいらないと思います
Dの14~15 よく分からないので空欄で出しました。書類チェックの時に「こことここにチェックを入れろ」と言われて入れましたが、どこに入れたか忘れました(笑)。
Date 提出日の日付 マーカーをつけ忘れましたが Signature の横にサインも書きます。
5番目 Imm.55 書類。上記のサイトからプリントアウトできます。申請者1名につき1部必要。

1、氏名を大文字で、姓・名の順で書きました
2、他の名前 日本人には無いと思います
3、Sex 「週に〇回」とか「最近は無し」とか書くと大うけするかもしれません。でも性別のことなので男性ならM ( MALE )、女性なら F( FEMALE ) でよいのです。
4、生年月日 日/月/年 の順で
5、出生地 生まれた場所(都道府県・市町村どこでも可かな)と JAPAN
6、マレーシアかシンガポールのIDを持っていたら書くみたい
7、マレーシアの住所 マレーシア居住者は書きますが、非居住者は空欄にしておきますか
8、下の英語表記の部分の a、Ordinary Passport をマルで囲み、b、パスポート番号 c、有効期限
d、発行国 JAPAN e、国籍 JAPANESE
Imm.55 書類の続き

9、もしビザが到着以前に付与されていたら、なんじゃこれ、空欄にしておきました
10、最近の入国日
11、入国方法 該当する交通機関に〇
12、空欄にしておいた
13、空欄にしておいたが、何年分延長したいのか聞かれて、2Years と書きました
Imm.55 書類の続き

14、延長を望む理由 RENEWAL PASSPORT と書いておいた
15、提出日
16、サイン
6番目 申請する全員分のパスポートコピー
・パスポートを更新したトラタロウは新旧パスポートの顔写真ページを各1部コピー、配偶者は現行パスポートの顔写真ページをコピー。※現行パスポートは当然ですが、旧パスポート原本も申請に必要です。
・最新のMM2Hビザページのコピー(パスポートに貼られていたすべてのMM2Hビザをコピーしたが、最新の物以外はいりませんでした)。
書く書類は更新の時と同じですが、銀行関係の証明書、医療保険、健康診断書、婚姻証明などがいらないのではるかに楽ですね。あとはパスポートを更新せねば。
今回は関係ないがやがて配偶者のみの延長作業が必要な時期が来ます。この時に婚姻証明は必要なのか?
MM2Hの管轄が入国管理局本部だった時は不要でしたが、MOTACになったら必要という記述も見たような気もする。
まあ、5年くらい後の話になると思うので急を要しませんが、誰か知っていたら教えてください。
※ 入国管理局本部が管轄だった時の延長手順はこちら
MM2Hの延長でプトラジャヤに行ってみた に移動します。

② プトラジャヤに向かいます
2026年7/1にパスポートの電子申請をしました。実はこの日から申請料金が半額ぐらいになるのです。でも全然うれしくありません。今まで¥1000だった出国税が¥3000になるので申請料金が安くなっても割に合いませんね。
8/3(月)に新パスポートを日本大使館で受け取り、翌日にMM2Hビザの延長をするべく公官庁の集まる行政都市プトラジャヤに向かいました。前述したようにビザ延長をしておかないとマレーシアから出国できません。海外旅行や日本への一時帰国の予定はありませんが、緊急事態が起こって出国できないのも困りますので。


MM2Hビザを扱っているのは観光芸術文化省(Ministry of Tourism, Arts and Culture、略称MOTAC)で行く方法はいくつかあります。一般的な行き方はクアラルンプール中心部からKLIA transit(空港線鉄道)かMRTプトラジャ線でプトラジャヤ・セントラル駅に行き、バスかタクシー、GrabでMOTACに向かうルートかな。もちろんKLからタクシーでもかまいません。
トラタロウ愛用の激安ルートがプトラジャヤ直行(2ヶ所で停まりますが)の523番バス。チャイナタウンに近いバスターミナル Hub Lebuh Pudu ( 通称コタラヤ)から朝6時の始発に乗ると1時間ちょっとでプトラジャヤ官庁街に着きます。MOTACは官庁街から少し離れているので市内バスに乗り換え、連絡が良ければ7:30ぐらいにはMOTACに到着。
時間的にはKLIA Transit とタクシーの組み合わせが最速かもしれませんが、トラタロウルートはバス代が計4リンギッ(¥160)と最安です。
2年半ぶりに乗った523バスですが車体が変わっていました。運営会社が変わったの? それはよいがルートもちょっと変わった感じ。でもKTM(マレー鉄道)駅やIOIモールなど見慣れた場所に停まったので基本ルートは同じかな…と思っていたら。


従来のルートだとプトラジャヤの名所ピンクモスク横を通過して官庁街の大通りを南進。入国管理局本部(ジャバタン・イミグレッセン)のあたりで降りてMOTACに行く市内バスに乗り換えです。
ところがピンクモスク前を通らず、知らない道をバスは進む。「ここはどこ?」と思っていると入国管理局本部の裏手を通っていることに気づきます。大通りじゃないとMOTAC行きのバスに乗れないので高等裁判所のあたりで降ろしてもらいました。いやいやバスのルートが変わるとは予想だにしませんでした。

赤線が新ルート、黄色〇で降りた
赤で囲った建物が入国管理局

大通りのバス停でMOTACに行く P101バス か T511バスを待ちます。P101バスだとMOTAC前のバス停に停まりますが、T511バスは少し離れた大学前がMOTAC最寄りのバス停です。


T511バスはMOTAC前には行きませんが、大学前バス停からMOTACは徒歩5分です。プトラジャヤ・セントラル駅前からMOTACにバスで行くならT511バスしかありません。




プトラジャヤ・セントラル駅からMOTACに行く場合、T511バスはMRT駅を出た所にバスプールがあります。Grabで車を呼ぶ場合もこちら側が便利。タクシー乗り場はKLIA transit 駅の西側にありました(変わってなければ)。※ MOTACでは通じない時は「ミニストリー、ツーリズム」でいけるかな。

上部にMRT駅、真ん中がKLIA Transit駅
下部が長距離バスターミナルとタクシー乗り場

ここに泊まるビザ申請者もいるようです
MOTACで延長手続きをします
7:40に到着。2年半ぶりのMOTACですが変化がひとつありました。以前は朝8時の開館前に入り口で申請者や業者が順番に並んでいましたが誰もいません。
8時開館と同時に受付で入館証Get → 1FのMM2H室に行き番号券をGet という手順で、並んだ順番と番号券順番が同じになるような感じでした。
ところが今回は8時前でも受付が開いています。パスポートを提示、電話番号を申告して受付をしましたが、用件を聞かれたので「MM2H、エクステンション」と言うと入館証と共に番号券もくれました。

どうやら受付で番号券を渡す仕組みに変わったようです。受付は朝7時から開くようですが、これは重要。MM2H室は夕方5時まで開いていますが、現実には午前中ぐらいで「本日の申請受付」が終了する場合もあります。その日の込み具合にもよりますが、なるべく早く行くことをオススメします。
受付、番号券配布は7時からですが、MM2H室には8時からしか入れません。

キィになっています。

8時になりました。マレーシアの建物階層はイギリス式なのでグランドフロアー(1階)のゲートから入り、ファーストフロアー(2階)に行きます。奥の部屋に入って右手がMM2H室(ワンストップセンターと言うらしい)。
この日は空いていました。いや新MM2Hは条件が厳しくなったので申請者が激減しているのかな。英語での呼び出し案内と部屋の左手の電光掲示板に注意していると20分ほどで呼び出されます。


指定されたカウンターに行って「パスポートを更新したので、ビザの延長をしたい、配偶者のもお願い」と言いますと書類チェックが始まります。前述したようにインテンションレターはプリントしてくれて、申請書類の空欄も必要記入事項を教えてくれました。トラタロウの新旧パスポート原本、配偶者の現行パスポート原本、コピー類もそろえて提出です。番号券は2枚ありますが、1枚は提出書類に付け、1枚は自分で保管します。

「金曜礼拝」のため。公官庁・警察・消防など
公務員系はほぼマレー系でイスラム教徒です。
マレー系を優先するブミプトラ政策のためです。

番号券は Queue Ticket と言うんだ
2時間ほど待って呼び出されましたが、先に会計でした。ビザ代は1人1年500リンギッで2年分なので2000リンギッと思っていたら3年分3000リンギッの請求で???。とりあえず延長はできそうなので支払います。
前回の更新の時にマレーシアの銀行発行のクレカが読み込み不可で、予備として持ってきた別のカードで支払いました。今回は一発で読み込んでくれましたが、予備クレカを準備しておくのがオススメです。
さらに1時間待ちパスポートを返却してもらいましたが、ビザの有効期限はいつまでだ?

(個人情報は消してあります)
トラタロウの旧条件MM2Hは5年間有効です。前回の更新で2026年12月22日まで3年分のビザシールをもらっていました。今回は残りの2年分をもらうので2028年12月22日までのはず。ところがパスポートに貼られたビザシールの期限は2029年12月22日までの3年分。なぜだ?
実は思い当たる事があります。前回の更新の時にMM2Hの管轄が入国管理局本部からMOTACに移行した影響で審査が遅れに遅れました。
トラタロウはビザ期限の切れる2023年12月22日までに更新するつもりでしたが、許可が下りないまま年をまたぎ意図せずしてオーバーステイ状態になりました。結局2024年1月19日付で新たなアプルーバルレターが発行され、結果として2/7にビザが更新となります。
※ この顛末はこちら、計11回もプトラジャヤに行きました
MM2Hビザを更新してみた④なかなか許可が下りません に移動します。
アプルーバルレターには5年間のビザだよ、とありますので 2024年から5年間なら2029年までと言えるのかな? でも期限の日付はビザが実際に発行された2/7じゃなくて12/22のままなのがまた???
まあ、しっかり2029年とビザにあるし、お金も払っているので今更やり直しはないでしょう、ないよね? 次のビザ更新まで2年ちょっとと思っていましたが、3年ちょっとになったので心理的に楽になりました。でもオーバーステイで当時邦貨換算7万円も罰金を払ったので割に合わない見返りです。
延長手続きにかかる時間の目安は1営業日となっています。今回は空いていたのか番号券の順番も早めで、書類も不足が無かったためお昼休み前に完了です。
午後までかかる場合もありますが、MOTACにはGフロアーに食堂・軽食スタンド・コンビニ(ここでコピーもできます)があるので食事には困りません。
また昼時には隣のビル(教育省かな)との間の空間にお弁当屋台村が出現します。食べ物だけでなく衣類なども売られていました。



8/31 の独立記念日が近いのでMOTACのロビーには独立関係デコレーション。そしてマレー熊のウィラ(ヒーロー)とマンジャ(甘えん坊)がたくさん。観光誘致キャンペーン2026 Visit Malaysia のキャラです。観光省なのでここが発信元でしたね。


それでは帰途に就きます。MOTACは官庁街から外れており、流しのタクシーはあまり見かけません。Grabで車を呼ぶかバスです。MOTAC前のバス停に来るP101バスなどはプトラジャヤ・セントラル駅には行きません。大学前まで歩きT511バスに乗れば十数分で駅に着きます。


プトラジャヤ・セントラル駅前には朝乗ってきたバスのKLコタラヤ行きが待機していました。ただ時刻表では正時に出るはずですが、現実には不定期みたいな感じ。バスが出そうになければMRTプトラジャヤ線が頻発していますしKL中心部まで4~5リンギッ程度(現金と交通カードで運賃が違います)と高くはないのでこれ。速度優先ならKLIA transit でKLセントラル駅まで14リンギッぐらいかな。
※ KLIA Transit の駅はプトラジャヤ・セントラル駅の隣ですが、駅名はPutrajaya & Cyberjaya駅みたい ややこしいな


無事ビザの延長完了です。次にMOTACに行くのは3年後のビザ更新ですね。

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