お米を主食とするマレーシアには様々な米料理があります。その中でも珍しいのが「青いご飯」であるナシケラブ(ナシクラブ)。バタフライピーの花を使って炊いたご飯ですが、道端にバタフライピーが咲いていたので採取し、ナシケラブを炊いてみました。
ナシケラブ(ナシクラブ)とは何かな?
青は涼しさ感じさせるを寒色なので、アイス(ガリガリ君とか)やトロピカルドリンク(ブルーハワイとか、飲んだことないけど)などには使われます。
でも食事関係に使われるのはまれですね。しかしマレーシアには世にも珍しい「青いご飯」であるナシケラブ( Nasi Kerabu )があり、旅行ガイドブックなどで紹介されています。

飲食店にはナシケラブを売り物にする所もあり、クアラルンプールの観光地カンポンバルの飲食店街などに行けば食べられます。もともとはマレー半島東海岸クランタン州の郷土料理だったそうです。


マレーシア語はアルファベット表記されており Nasi Kerabu と書きます。英語風に読めばナシケラブなのですが、現地の発音では Ke は「ク」に近いですね。
日本のガイドブックなどでは「ナシケラブ」表記が多そうですので、この記事ではこれに統一しました。


時々「緑のご飯」も見ますが、これはお菓子などで使われるパンダン( Pandan )という植物が使われています。ウコンを使った「黄色いご飯」(ナシクニン)もあるがめったに見ません。


どうやってご飯を青くするかは簡単。バタフライピー( Butterfly Pea ・蝶豆、マレーシア語は Bunga Telang ・ブンガテラン)の花から抽出した汁を米と一緒に炊くだけでです。
この青紫の花には天然の青色色素であるアントシアニンが含まれており、花を熱湯に漬けるだけで成分を抽出できます。

道端でバタフライピーの花を発見
12月某日、KLCCは続く道を歩いていました。道路沿いに赤い花が咲く生垣。しかし赤い花の中に鮮やかな青紫の花を発見。「あれっ、これバタフライピーの花じゃない?」。
知識はあれどバタフライピーの花の実物を見たのは初めて。この日は写真だけ撮って帰り、ネットで確認すると、まごうことなきバタフライピーの花です。

なんでこんな所にバタフライピーが生えているんだ? 周りを見渡して納得、生垣の反対側にバタフライピーの群生地発見。ここから種(豆?)が飛んできたのね。


花を12輪ほど摘んできました。ガラスコップに1輪入れて熱湯を注ぐと湯が青く染まっていきます。
でも1輪では取れる抽出液は少なそうです。


薄青色の抽出液にレモン汁などを入れるとアントシアニンの反応で色が変わるとか。レモン無いのでクエン酸を入れると紫色に変わりました。


米1合分として花4輪分の抽出液を作るとかなり青い液となりました。これで炊飯すると。


ナシケラブは青いだけで普通のご飯と味・香りは変わりません。アントシアニンは抗酸化物質で血流を促進し、視力回復や美肌効果もあるそうです。

さらに詳しいナシケラブの情報はこちらの記事を参照ください。
【ナシケラブ/ナシクラブとは?】さっぱり味で美味しい!マレーシアの青いご飯のNasi Kerabu

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