観光地でもある大都会クアラルンプールですが、ガイドブックにも載っていないローカル色あふれる地域を訪れてみます。今回訪れたのはクアラルンプールの北東に位置するタマン・メラワティ( Taman Melawati )。
KL中心部のレブアンパン始発の220番バスに乗り終点まで行くと、クラン川の源流となるダム湖があります。その手前にはKL北東部の中心となるような商業地区が広がっていました。
※ タマンは公園という意味ですが、新興住宅地という意味もあります。
クラン川源流(の方)に行ってみた
グーグルマップでクアラルンプールを調べてみるとクラン川の源流になるダム湖が北東にあるみたい。ちなみにKL市は意外と狭く南北20Km、東西10Kmぐらいです。おまけに北部・東部は山岳地帯があるので市街地はこのあたりで終わってしまいます。レブアンパン始発の220番バスの終点が源流に近いので行ってみました。


220番バスは市街地を東に進み、山岳地帯の手前から北上していき、おおむね1時間で終点に着きました。
途中にめぼしい観光地はありませんが、マレー系住民が多いダトゥクラマッ駅周辺を通ります。終点近くには国立動物園があります。
KLローカル探訪➂ダトゥクラマッ駅周辺に行ってみた に移動します。


終点のタマン・メラワティバス停は、住宅地はありますが山が近くに迫る場所。ダム湖への道は有料の観光施設を通らなくては行けない感じなのでパス。小さな滝があるらしい小道に入ってみました。



滝と呼ぶにはいささか小さいですね。でもこの水もクラン川に入っていくので、ここも源流と言って良いのかな?

商店街を発見しました

バス終点に着く前に通過した場所に商業地があったので行ってみました。KL周辺部の田舎商店街と思ったら巨大なショッピングモールもあるなかなかの規模です。

路上で無防備に寝る猫を発見。これだけでここがどんな街か分かります。マレーシアで犬を飼うのは華人系・インド系だけです。マレー系はムスリムが多く、イスラム教では犬を「汚れた生き物」とするため飼いません。その代わり猫をすごくかわいがります。
①マレー系が多い地域は犬がいないので猫は路上でも安全、②マレー系は猫をかわいがるので、危害を加えられることはなく安全。ということで路上に「だらけきった猫」が多いのです。
マレーシアの猫事情、さらに詳しくはこちら
猫天国マレーシア ② 幸せなKLの猫たちを見てみた に移動します。


マレーシアの古い商店街は、1階が店舗、2~3階が居住区となるハウスショップという形式が多いです。ここの商店街もそれですが、だいぶ新しい建物でNEWハウスショップという感じ。


やはりマレー系の住民が多いようです。マレー系イスラム教徒の女性はトドゥンという頭巾のような物を着用しているので分かりやすいですね。


マレー系の飲食店が多いのですが、ちょっと変わった店もありました。アッパム(Appam)はスリランカでポピュラーな米粉の薄いパンケーキ的な食品。インド系ほどではありませんが、スリランカも旧イギリス植民地だったためかマレーシアにはスリランカ人も少しいます。



なかなか品揃えが良い製菓材料・器具店がありました。マレーシアにはこの手の店が多いです。マレー系はムスリムが多く飲酒禁止、その代わりお菓子好き。インド系(ヒンドゥー教)は禁止ではありませんが、あまり飲酒を良い事とはせずお菓子好き。マレーシアは実は「お菓子天国」なのです。


様々な製菓材料・器具がありましたが、中華菓子材料・器具は無し。中華菓子はムスリム、ヒンドゥー教徒が共に嫌う豚脂を使うこともあるので一緒には売れない? 華人街に行くと月餅の餡や型などを売っています。


モールの近くに大きなフードコートを発見。大きな中庭の四方に2階建ての建物があります。ただ営業している店は少なく、箱だけある感じ。


営業している飲食店はほぼマレー系の店。KL中心部ではあまり見かけないマレー系麺料理が人気のようです。
ケチャップ系の麺ミールブス、海鮮だしが効いたミーバンドンをいただきます。最近は中華系の麺料理探索に凝っていましたが、マレー系麺も美味ですね。
※ 現在円安リンギッ高! 3年前に移住した時は1リンギッ=¥30だったのが、現在¥40です。




古い商店街は自動車で来ずらいため衰退した所もありますが、ここは路上駐車スペースや駐車場が多くて対応できている様子。その集客力に乗っかってモールも開店したのかな。


KLの郊外(田舎)にこんな大きなモールがあるなんて、という感じ。でも前述したようにKLは狭いので市内に田舎なんてほとんどありませんね。KLの人口は210万人ほどで、これだけの都市にしては少ないようですが、周囲を囲むセランゴール州のかなりの地域が首都圏に入っています。首都圏人口でいうと880万人ほどになります。


メラワティモールという何のひねりも無いモールですが、なかなか大きいのでビックリ。平日の昼間なので客入りはあまりありませんが、週末は混むみたい。


モールの西にも商業区が広がっています。なかなか厚みのある商業区です。



クアラルンプールのはずれなので田舎のイメージでしたが、かなり栄えていました。まだまだマンションとかも建って人口は増えそうですね。
ちなみにマレーシアの猫は可愛いがられているので、あまり人を恐れず、なでさせてくれる子が多いです。

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