MENU

KLの「バス」画像を集めてみた

かつてKLの主力交通機関であったミニバス

 クアラルンプールに移住して3年近くたちました。KL市内のいろいろな画像を集めてきましたが、その一つが「バス」。日本にもバスマニア・バスファンと呼ばれる趣味人がいますが、海外のバスもいかがですか? マレー語では BUS ではなく BAS となります。

オープントップバス

 クアラルンプール市内を歩いていると必ず見かける2階建てオープントップバス。KL中心部の名所30ヶ所近くを巡回しており乗り降り自由で市内観光を楽しめます。

オープントップ1

 車体に RONDA-RONDA と書いてあるのでどちらが名称なんだ? と悩んでしまいます。ホームページがHOP-ON HOP-OFF で出ているのでこちらかな。
 HPに移動します
 

オープントップ2
ほぼすべての市内名所をカバー

 ブキビンタンのスンガイワンモール前を起点として南北2コース。なかなか良く練られたコースで漏れがありません。強いて言えばプドゥ市場が無いくらい。

オープントップ3
オープントップ席は視界良好
オープントップ4
ナイトコースもあります
オープントップ5
一台ごとにデザインが違うのだ
オープントップ6
独立記念日おめでとうバージョン登場

観光バス

 近年マレーシアはなかなかの観光国で2024年には2610万人が訪れています。クアラルンプールには1650万人が来ており都市への訪問数としては世界10位(1位バンコク、2位イスタンブール、3位ロンドン)、前年比70%増だとか。通りで最近観光バスが走りまわっている訳だ。観光バスには大小を問わず「BAS PERSIARAN」の文字があります。

観光バス1
そのまんま「観光バス」という意味
観光バス2
MM2Hのロゴ入り観光バス
観光バス3
なぜか和風イメージの観光バス
観光バス4
こちらはワンピースキャラ?
観光バス5
絵やロゴからするとインド人用かな?
観光バス6
バスの屋根、けっこう傷んでます

 クアラルンプール在住者または最近KLを訪問された方は、街中にマレーグマ(東南アジアに住む世界最小の熊)のキャラが飾られているのに気づかれたことでしょう。観光誘致のキャラでポスターには書かれていませんが、名前があることをご存じですか? ある観光バスに男の子は Wira (ヒーロー)、女の子は Manja (甘えん坊)と書かれていました。

観光バス7
現実のマレーグマは絶滅が危惧されています

市内バス

 クアラルンプール市内を走るほとんどの市内バスは Rapid KL 経営の公営バスです。路線は170もあり網目のように広がっています。以前は現金でしたが現在は「タッチアンドゴー」という交通カードが必要。前から乗ってカードを当てると路線の最大利用金が引かれ、降りるときもう一度当てると差額が戻るしくみ。

市内バス1
赤・白・青は国旗の色だな
市内バス2
早朝から深夜まで動く市民の足

 駅がはっきり分かる市内鉄道にくらべ旅行者には使いにくいですが、グーグルマップなどを使うと乗りこなすのも簡単。トラタロウも現在は市内鉄道より使っています。ただ朝夕のラッシュ時(特に夕方スコールがあると)は避けたほうが賢明かも。

市内バス3
前方から大きなバスが接近
市内バス4
一部の路線は2階建てバス

 ダブルデッカーバスの2階最前列は前方展望が最高。トラタロウが乗るのはだいたい平日のラッシュが終わった後なので最前列もけっこう空いています。どの路線がダブルデッカーバスなのかは調べられませんが、300、450、600番はトラタロウが乗ったことがありますので確実。主な路線とバス停は Rapid KL のHP で確認できます。

市内バス5
2階はこんな感じ
市内バス6
2階最前列席がオススメ
車体はボルボかな
市内バス6
これは貴重な画像

 一度だけ故障したのかレッカー移動する Rapid KL バスを見ました。ちゃんと専用レッカー車があるんですね。

NUセントラルのL2西側

 クアラルンプールで交通機関を使う時に何かと便利なタッチ・アンド・ゴーカードは空港では売っていないそうです。多くの旅行者が訪れるKLセントラル駅に隣接するモール、NUセントラルのLevel 2 で販売・入金しているとのことで行ってみました。

販売機でも買えます

 タッチ・アンド・ゴーカードについてはこちらの記事が詳しい
 マレーシアのタッチアンドゴーはどこで買える?買い方&チャージ方法 に移動します

GOKL バス

GOKL1
現在はEV化しています

 Rapid KL バスと共にKL市内でよく見かける緑の車体のバスがGOKL。2012年に運行が始まった無料バスで、最初の4路線(01グリーン、02パープル、03レッド、04ブルー)は観光にも便利。2024年から外国人は有料となりましたがメリットもあります。
① 1リンギッ(¥35)均一料金で安い。
② VISAカードなどでも払える。
③ 有料化したら空いている。

詳しくは下記のコンテンツを
外国人有料化の GOKL に乗ってみた に移動します

GOKL2
無料時代は外国人労働者が多かった
GOKL3
Rapid KL バスと少し車体が短い
GOKL5
運行開始直後のGOKLは紫色
GOKL6
まだEV車ではありませんでした

スクールバス

 マレーシア(少なくともKLでは)の小学生は基本的に親や雇われたドライバーが送迎します。治安が悪い、ドライバーの歩行者優先が無い、登校時は暗いなど日本とは条件が全然違うので。
 学校がスクールバスは運営している場合もありますが、なぜかアメリカンなバスが採用されています。
 マレー語で学校は セコラ(Sekolah)ですが、Schoolの語源のギリシア語スコレーやラテン語のスコラから来ていますね。

スクールバス1
クラッシックなスクールバス
スクールバス2
こちらは近代的
スクールバス3
大学にもありました

昔のバス

昔のバス1
1993年のバスミニ

 古めかしい画像ですが、これはトラタロウが1993年にKLに来た時に撮った物。
 当時はKTM(マレーシア国鉄)はありましたが、市内鉄道もモノレールモも無く、市内交通はBAS MINI という小型バスだけ。
 なんで「ミニバス」じゃないんだ、と思いましたが、マレー語は装飾語は後ろにくると後で知りました。

昔のバス2
市内はだいたい60セン
当時のレートで¥27くらい

 この BAS MINI が国立博物館で展示されていてビックリ! 30年以上も前の物なので歴史資料扱いなのね。イベントで保存されていた車輛が出てきたりします。

昔のバス3
国立博物館の野外展示
昔のバス4
主にピンク色だが
路線によって色が違うみたい

 BAS MINI は1998年まで運行されました。マレーシア人の年配者と話をするときは良いネタになりますが、若者には「なにそれ?」という顔をされます。

 以上KLの「働くバス」でした。またKLの「働く自動車」もまとめてみたいです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

『KLダイアリートラタロウ』お読みいただきありがとうございます。
姉妹ブログとして旅行と海外食生活をテーマにした『トラベルダイアリートラタロウ』https://tabivoyagetrip.blog/ もありますので、よろしければご覧ください。

コメント

コメントする

目次