クアラルンプールは首都で人口も多く、購買力のある市民も多いので、新しい食べ物もここから始まり広まっていきますね。中国で人気のマーラータン(麻辣湯)も、「あれっ、KLにも店があるんだ」と思っていたら、いつのまにか広まっていました。ちょっと高くつく食物ですが、メガモールでリーズナブルな店を見つけたので紹介してみます。
マーラータンとはどんな食べ物?
マーラータン(麻辣湯)の麻は花椒(ホワジャオ)・中国の山椒を使った「しびれるような辛さ」、辣はトウガラシの「ストレートな辛さ」、湯はスープ。中国は四川省伝統のスープですが、これに様々な具材・麺を自分で選んで作ってもらう麺料理です。
中国で黒竜省出身の楊国福氏が、この麵料理を供する同名のレストランを2003年にハルビンでオープンさせたのが始まりでした。これがヒットし中国全土で6000店、周辺10ヶ国にも広がり総計7000店という巨大チェーンが誕生します。

トラタロウは2018年末に中国南部の広州に滞在した時にこの店に出会いはまりました。


クアラルンプールでも、とあるモールで楊国福と同じ形式の店があるのを発見。そして気づけば楊国福もKL市内に5店舗ほど展開していました。


ちなみにKL市内スーパーでカップヌードルのMALA味も以前から売られています。これが再現度が高いというか、すさまじいまでの「シビ辛味」です。辛い物好きのトラタロウでもたじろぐ味で、並みの日本人には完食不可能だと確信しています。
日本でも2025年4月に販売が始まりましたが、味はソフト化されていることでしょう。マレーシア版の味ではきつすぎます。

マーラータンの良い点・困った点
日本でも楊国福は20店舗展開中、他のマーラータン店も増加中とか。なぜこんなにマーラータンは人気なの?
理由① 自分で具材・麺・スープを選べるのが楽しい。ヌードルバイキングですね。
② 野菜も多いのでヘルシー。麺無しにしてスープとしても楽しめる。
③ インスタ映えもします。
④ ラーメン屋だとなんだけど、ここは女性だけでも入りやすい感じ。




マーラータン店は基本選んだ具材の量で価格が決まります。単価は店・立地・具材の質などで様々ですが取りすぎると予想よりも高くつきます。上の画像は広州と深圳のマーラータン店のチョイス品とレシートですが、2018年の中国では「ちょっと高いな」という感じの価格。
200gだと小盛、300gで普通盛、500gで大盛ぐらいかな。計りでも置いてあればよいのですが、店側としては「ちょっと取りすぎてほしい」ので置きませんね(笑)。

ブキビンタンに新規開業のマーラータン店発見。
ここは100gで5.9リンギッです。
すると1リンギッ=¥37換算すると
200g=RM11.8=¥437
300g=RM17.7=¥655
500g=RM29.5=¥1092
KLでは屋台の麺類がRM10、モールのフードコートでRM13~15程度なのでやはり「少し高い」感じです。
メガモールでリーズナブルなマーラータン店発見
11月のとある日、ミッドバレーのメガモールにあるMid Valley Exhibition Centre (MVEC KL)の催し物を見に行きました。その時に同じ階にノン・ハラール(豚肉使用)の中華フードコートがあるのを発見。その一角にマーラータン店もありました。


この MR・MA という店、重量制料金ではなく、備え付けのボール1杯でRM15.9というシステム。麺類は別料金ですので少量でOKという場合はさまで安くありませんが、大盛だとかなりリーズナブル。
麺の種類選択はありませんがスープは3種類、和え麺もできます。
具材は基本的な野菜・練り物で単価が高そうな物はありません。牛肉・鶏肉もありますが昼食時間帯だとすぐ無くなりそうです(笑)。



どの具材を取るかはお好みですが、案外肉よりも練り物が美味しかったりします。野菜は高温で煮られてどれを選んでも同じ感じ。歯ごたえの残る空心菜がオススメかな。




具材を選んだらレジでスープを選択。麺かご飯が欲しい場合は注文して会計です。あとは「呼び出しベル」をもらって待機。呼び出しがきたらもらいますが、レジ前の香菜・唐辛子はお好みで。


2回行きましたが初回はやはり麻辣湯を選択。予想通りすさまじき「シビ辛味」です。うかつにすするとむせます。「辛い物好きです」と断言できない人が注文すると泣きます。
2回目は清湯(澄んだスープ)にしましたが、塩ラーメンみたいで美味しい。辛味も欲しいのでレジ横のトウガラシを追加。
両方ともスープの量は多く、とても全部は飲めませんでした。


具材・野菜もボールに山盛り入れると推定500g越えです。麺よりも多いんじゃないかと思うぐらいで、たくさん食べたい人には最適。
昼時にはやはり大勢の若者が列を作っていました。女性の集団も来ています。


これだけ食べられてRM17.9=¥662はコスパが良いですね。若者が押しかけるわけです。
ちなみに日本の楊国福では100gで¥400。¥1000以上の注文で麺が1ヶサービスされますが、500gも取ったら¥2000です。

ちなみにマレーシアにもマーラータンと同じようなシステムの店があります。釀豆腐(ヨントーフ)という豆腐に野菜や練り物を加えた客家(ハッカ)料理の店。


これも食べてみたい物のひとつです。

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