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一時帰国でアイスにはまってみた(上)

クアラルンプールで売っている日本のアイス

日本には様々な分野で世界一の物がありますが、あまり知られていない世界一も多いことでしょう。実際の統計は知りませんが自販機の数豊富な水無料で使えるトイレの数・質などは世界一だと体感できますね。トラタロウの意見では日本の市販アイス(専門店ではなくスーパー、コンビニ等で売られるカップ・袋アイスの類)は質・量・価格の総合評価で世界一だと思います。
 世界80ヶ国以上を旅行した経験から言うと市販アイスをほぼ見かけない国も多いのです。マレーシアは割とあるほうですが、日本のそれにはかないません。今回の一時帰国で色々な日本の市販アイスを食べてみました。

目次

アイスの分類です

 一般にアイスと呼ばれていますが、その成分で正式名称や価格が異なるので定義をあげておきます。基準は生クリームの有無、量だと考えて下さい。

  • 乳脂肪分:15.0%以上、乳固形分:8.0%以上 …アイスクリーム
  • 乳脂肪分:10.0%以上、乳固形分:3.0%以上 …アイスミルク
  • 乳脂肪分: 3.0%以上、乳固形分:規定なし …ラクトアイス
  • これ以外は…氷菓
    詳しくは一般社団法人 日本乳業教会のサイトを参照ください
    アイスクリーム類にはどのような種類があるのですか? に移動します

目についたアイスを実食していきます

※ スーパー、量販店、ドラッグストア、コンビニなど購入場所で同じ製品でも価格は違います。値段もあげますが参考程度(2023年10月の価格)。
 クアラルンプールで販売を確認できているアイスにはKLで入手可、と書きましたが常にあるとは限りません。2023年11月時点の目撃情報です。

① 板チョコアイス(森永製菓) 

 2009年発売、原料の45%がチョコレートというチョコアイス好きが泣いて喜ぶ一品。パリッとした板チョコとミルクアイスの組み合わせが最高。
 トラタロウは凍らせてチョコレートが好きなのですが、凍らせると当然口の中で溶けにくくなります。でもこの製品はチョコとアイスが一緒に溶けるのが不思議。
 最初は秋冬のみの販売だったそうですが、2020年から通年販売。
¥127(スーパー)

板チョコ1
外見からしてチョコリッチ
板チョコ2
原材料名は原則多く使われている順に表示。
これは真っ先にチョコレートが記載されており、
チョコリッチを主張。

② 冬のチョコパイアイス(ロッテ)

 ロッテと言えばパイの実コアラのマーチなどで知られる有名メーカー。定番商品のひとつチョコパイはリーズナブルな価格なのにしっかりチョコレートの味がする優れモノ。
 そのアイス版が出ていて美味しさに期待します。

チョコパイ1
こちらはお菓子版
チョコパイ2
アイス版¥170(ドラッグストア)

 チョコパイはクリームをチョコスポンジだ挟み、チョココーティングした物です。アイス版はクリーム部分をアイスに替えた物で、見た目はパイとそっくり。

チョコパイ3
大きくないのでカロリーはそんなに高くない。
チョコパイ4
見た目は同じ

大変期待してかぶりついたのですが ???。味はともかくアイス部分とスポンジとの相性がいまひとつ。スポンジがボソボソして感じでアイスには合わない。試作・試食を繰り返して製品化したはずなので、合わないと感じるのはトラタロウだけかもしれませんが、トラタロウ的にはガッカリ。

➂ ジャンボモナカアイス(森永製菓) KLで入手可

 1972年発売のロングセラーアイス。モナカが湿気ないようにチョココーティングしてあり、モナカとチョコのパリッと感が楽しめるのが特徴。この食感をキープするため売れる量だけ生産、作り置きしない、配送にも注意しているらしい。
 それでも時々湿気たハズレにあたることがある。KLでも売っているがハズレじゃないと良いですね。

ジャンボモナカアイス1
パリパリッが命です
ジャンボモナカアイス2
少し大きいサイズで食べ応えも十分。
そのぶん314Kcalとカロリー高め。

¥105(スーパー)

④ ストロベリーアイスパフェ(明治)

 チョコレートとイチゴは相性がよろしい。ではこれもイケルかと思いましたがチョコもイチゴもちと薄味(果肉8%入りらしいが)で満足いきません。

ストロベリーアイスパフェ1
アイスもラクトアイスであっさり。
ライト系好みの方に向くかも。
¥116(スーパー)
ストロベリーアイスパフェ2
ただのチョコ味もあります
ストロベリーアイスパフェ3
クランチはどうでもよいな

⑤ 爽・そう(ロッテ) KLで入手可

 乳脂肪分などが多い濃厚なアイスは美味しいが、湿度の高い日本の夏には重い時もあります。1999年発売からロングセラーアイスとなった爽は、独自の微細氷入り、さわやかな食感で爽快です。数多の新商品の中から定番になった品は、どこかうならせる物がありますね。

そう1
チョコ好きはそそられます
そう2
混ざらず層になるチョコ
そう3
カロリーは並みかな
そう4
10月発売の期間限定商品、¥160(コンビニ)

⑥ たい焼アイス(井村屋) KLで入手可

たいやき1
もうそのまんまですね

 あんこ系アイスといえば井村屋。三重県津市で1896年創業の和菓子屋でした。1963年にアイス業界に参入、2012年発売の「やわもち」シリーズも好評です。
 KL市内にも活動拠点を設けているので、東南アジアに広める気満々?。
 ¥138(税込み・スーパー)

たいやき2
あんこ多くて甘い目
たいやき3
量の割にカロリーは高い

⑦ あずきバー(井村屋) KLで入手可

 1973年発売の井村屋看板商品。ジャンボモナカアイスと並ぶ50年選手。釘が打ち込めるような固さでも有名ですね。¥140(税込み・コンビニ)

あずき1
あずきたっぷりがたまらない
あずき2
氷菓で生クリームなどは使っていないので
かなり低カロリーでうれしい。
ジャンボモナカアイスの半分です。

限定版こしあんバージョンがあるみたい。

⑧ ピスタチオアイスバー(フタバ食品)

 ミニストップの限定商品。色鮮やかなな包装でパケ買いしてしまったが、ピスタチオ感が極薄。¥178(税込み)でそれを求めるのは間違いだと気づいた。
 その昔、夏のイランに行ったらピスタチオ収穫シーズン。現地では炒らない生ピスタチオも食べますが、なかなか乙な味でした。

ピスタチオ1
表面のクラッシュ・ピスタチオも効果薄い
ピスタチオ2
原料表示でピスタチオは後の方。高いからね。
ピスタチオ3

⑨ ガリガリ君ソーダ味(赤城乳業) KLで入手可

 日本の真夏には濃厚なアイスより1981年より販売されたガリガリ君が合います。数多いガリガリ君の中でも不動の一位がこれ。ワースト一位は2014年発売のナポリタン味だとか。

ガリガリ君1
量も十分んば大きさ
ガリガリ君2
内外の食感の違いも魅力

 かつて日本の夏に毎日のように食べていた時があります。それを可能にしたのが氷菓ならでのカロリーの低さ。¥70(コンビニ)

ガリガリ君3
これが一番低カロリーかも

⑩ ジャイアントコーン(江崎グリコ) KLで入手可

 1963年に登場したコーン型アイスの始まり。コーンはトウモロコシ(corn)かと昔勘違いしていましたが、円錐形(cone)のことでした。大粒のトウモロコシを揚げたスナックもジャイアントコーン、ヤヤコシイですね。昔はジャイアント馬場がCMキャラでした。

ジャイアントコーン1
コーンのザクザク感がたまらない
じ2
原型であるグリココーンの発売は
なんと1963年。60年の歴史が。
現在のジャイアントコーンに
なったのが1978年。
ジャイアントコーン3
292Kcal と少し高め
¥138(スーパー)

 調子に乗って食べまくっていたら画像・資料が多くなったので上下に分けます。

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